平成の銘車と暮らしたい。

銘車揃いの平成製スポーツカーに乗って、楽しい人生を謳歌したい若者たちへ、作者ハマのトシ坊がリアルな情報を送ります。

ちょっと待って!予算はどうする?

働けど働けど...以下略  ハマのトシ坊です。

 

今回は平成の銘車を購入する上での予算のお話しをします。

一般的にクルマは年数の経過と、さらに走行距離の加算などによって価格も低下していくものです。

しかし、希少モデルやそもそもの生産台数の少ない車種に関しては再びその価値が見出されて気づけば新車価格を超える価格で販売されているものも存在しています。

 

中には数百万円を誇る銘車。欲しくて欲しくてたまらなくてフルローンを組む方もいるのですが、私はフルローンでの購入はお勧めしません。さらに、新社会人になりたての方も避けるべきです。

 

それは、金銭的に多少の余裕がないといざという時に修理が出来ず手放さなければならない状況に陥る可能性があるからです。

 

【やってくる前にやる!オーナーの使命】

 

年数の経過したクルマは、当然あちこちの部品と装備が老朽化していますので

昨日まで効いていたエアコンが効かなくなった。パワーウィンドウが動かない!といったトラブルがいつ襲ってきてもおかしくありません。

ちなみに私も過去に平成7年式のZ 32に乗っていた時、運転席側のパワーウィンドウが突然閉まらなくなり、修理の日程が来るまでの間は適当に切ったゴミ袋に養生テープをピッと貼って乗り切りました。😨

話を戻すと、これら快適装備の故障ならまだいいのですがブレーキ・ステア系統、灯火類といった保安部品(ヒトの命や法律に関わる部品)がトラブルを起こすと厄介です。

お金がないから... と修理もせずに運転を続けていると、【整備不良】として重〜〜い罰金や永〜〜〜い懲役を課せられたり、人身事故を起こして巨額の損害賠償を背負う結末となります。たのしいカーライフ所が地獄車です。

いざ壊れた時に修理するのも大事ですが、老朽化した箇所は壊れる前に修理する【予防整備】をすることが、オーナーの義務である、と断言します。

 

【旧車は、あなたを強くさせる!】

更にさらに日々のガソリン代、駐車場代、自動車税、任意保険料と思いのほか維持費がかかります。はっきり言ってクルマなんか【カネクイムシ】です。これらもキチンと払いながらオイル交換などの定期的なメンテナンスや先述の予防整備などをしながら

乗り続けるのは容易いことではありません。

新社会人の方は、まず一年はしっかり働き社会人としてやっていける自信をつけて、同時に、貯金もしましょう。ローンで購入を検討している方は最低でも頭金2、3割は確保しておいたほうがいいかもしれません。

悲しいことに、旧車に乗っていると羨望の眼差しと同等の比率で『まだそんな古っるい車のってんだプギャ−』等とdisられることもあり、さらに国家からは景気向上、環境保護という大義名分のもと新車への買い替えを促進させるためか自動車税を上乗せするというプレッシャーを与えてきます。

そんなプレッシャーに屈しない強固な意志と稼ぐ力を身に付ける事も私の経験上必要と思っております。払うべきお金は払い、しっかりと手入れをして綺麗に大切に乗っていれば批判される筋合いはありません。批判してくる連中は放っときましょう。

 

最後に...

見事旧車オーナーになられた暁には、さらに一生懸命働いて人二倍も多くの税金を納め

自分のため、同じ旧車仲間のため、我が国のために尽くしてください。

旧車に乗る事とは、エコであり、グローバルであり、経済成長に繋がります!

 

本日もご覧いただきありがとうございました。